2017-09-05

「ファスナー付き母子手帳ケースの作り方」市販品の解体から学んだこと

母子手帳ケース作り方

1人目の息子を妊娠した時、なにかのおまけでゲットした母子手帳ケース。

周囲をぐるっとファスナーで3/4周させる「見開きタイプ」、いわゆる「手帳型」ってやつかな?今後使う予定もないし、作り方と構造の勉強がてら解体してみました。

 

解体前の母子手帳ケース「ファスナータイプ」

IMG_7165

解体を行うのは、写真・右、ブルーの母子手帳ケースです。

630IMG_3384-20170905

閉じたところ、真正面から。

630IMG_3386-20170905

ファスナーを上から下へ引き、全開。

630IMG_3387-20170905

左側にカード収納4ポケット、背後に手帳収納ポケット。

630IMG_3388-20170905

右側にファスナー付きメッシュポケット&後ろに収納ポケット、ペンホルダーも付いています。このペンホルダーは、手帳ケース中央の折り目に被らないように付けられています。

630IMG_3389-20170905

ファスナーは、国内シェア95%、全世界シェア45%を誇るYKKじゃない製品です。

630IMG_3392-20170905

縫い目の幅は、けっこう広め。大きめと表現するのか?私物のバッグと比較してみたけど、1.5倍くらい幅広に感じました。

そういや昔、ジャケットのMA-1について調べたことがあったのだけど、MA-1は、あえて極端に目の詰まった縫製なのだそうです。

目の詰まった縫い目がシワを生み出し、そのおかげで保温効果もあるとかなんとか。

この幅広の縫い目はその逆?それとも効率化?他の理由?

630IMG_3397-20170905

ナイロン製だと思われるテープで、本体とファスナーを合体。

630IMG_3395-20170905

630IMG_3396-20170905

 

母子手帳ケースをいざ解体

630IMG_3398-20170905

まずは、リッパーでバイアステープを剥がします。

 

リッパーの便利な使い方

630IMG_3398-20170905

突然ですが、ここでリッパーの便利な使い方を紹介します。

リッパーの短い先っぽ(赤いポッチが付いているほう)をバイアステープの中にしのばせ、そのままビーーッと滑らすように上へスライド。

リッパーの使い方

すると簡単に縫い目が切れ、引き剥がすことができます。

この方法は、高校の家庭科の授業で初めて知りました。

ひとつひとつの縫い目にリッパーを引っ掛けて、ちまちま解く私の姿をみかねた先生が教えてくれました。

リッパーの使い方2

リッパーの短いほうには、赤いポッチが付いていますよね。

これのおかげで生地が引っかかったり、やぶれたりせず、すべるのですね。(勢いあまって破れる時もある)

がしかし私のリッパーは、この赤いポッチがないのですね。

630IMG_3400-20170905

もうすぐ3歳になる息子が、先日このリッパーを使って、一心不乱に襖を破っていました。そのとき取れてしまったのだと思われます。バイアステープをはぎ取るのに難儀しました。

 

手帳ケースタイプ解体のつづき

630IMG_3402-20170905

話を戻して、バイアステープをほどいた図。

630IMG_3403-20170905

630IMG_3404-20170905

予想以上に何重にも縫製されていて、手芸素人な私にとっては新鮮な発見です。

630IMG_3405-20170905

ワタとプラスチックの板みたいなのが、生地の間にサンドされています。

630IMG_3408-20170905

ファスナーを引きはがすと、

630IMG_3409-20170905

めちゃめちゃ粗い縫い目が出現。しつけ縫いのミシンバージョンなんでしょうか?

630IMG_3410-20170905

左右のポケットパーツ解体。

630IMG_3411-20170905

メッシュポケットは、仮縫い無しで、直接本体に縫い付けられていました。

630IMG_3412-20170905

本体の裏地(?)をはがすと、板とスポンジみたいなのが出現。

630IMG_3414-20170905

メッシュじゃないけど、ポコポコしてる板、なにこれ?今度手芸屋さんで質問してみよう。

630IMG_3416-20170905

どんどん剥がす。

接着芯が入っていると思っていたのだけど、挟まっていたのはスポンジのような素材です。これも接着芯の一種なのか?

接着されていないし、ただの薄いスポンジな気がするけど、手芸専用の副資材なのかしら?

630IMG_3417-20170905

解体終了。

バイアステープで包む場合って、縫い代はほとんど取らなくて良いんですね。そして、これを逆まわしして、製作の手順を考えれば良いってことですよね。

解体作業、予想以上に楽しくてハマりそう。

 

▼手芸のスギサクオリジナルの母子手帳ケース、製作の様子はこちらから。

母子手帳ケースが欲しい製作過程

 

手芸のスギサク・手作り品のゆるPR部は、休日出掛ける予定なし、家で独り背中丸めて手芸に没頭する女性を応援したがるサイトです。

作家さんとコラボで長く愛される商品開発をすることを、目標としています。

関連するエントリー