100均のアイロン転写シートが転写できない!とお嘆きのあなたさま、ようこそいらっしゃいました。
100円だ、しょうがない…。不良品に当たってしまったに違いない…。なんて諦めるのは早いです。以下の方法をお試しください!
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って自信満々で言いきりたいところですが、自己責任でよろしくお願いします、すみません。
これからお伝えするのは私が成功した方法です。ご納得されましたら試してみてはいかがでしょう?という趣旨の内容でございます。
大きめサイズのアイロン転写ラバーシート を上手に貼るコツ
この写真は私の失敗例です。失敗談と成功例は最後に紹介しますので、上手に貼るコツからどうぞ。
1.平らで硬めの下地(アイロン台代わり)を準備
アイロン台は必要ありません。体重をかけて圧着させたいので、平らで硬めの下地を準備します。
「平らで硬めの下地って?」
例えば、こんな感じの布を折りたたんだものでOK◎です。布が無ければ雑誌にタオルを巻いても良いんじゃないかな。
ふわふわしている座布団やクッションはNG×です。
とにかくアイロンの温度、中~高温(150~180℃くらい)に対応できる平らで硬めの下地を準備します。
2.転写シートを圧着するまえに確認するべきこと
この準備した下地の上に転写させたい布小物など置き、転写シートを乗せて、当て布をかぶせてアイロンする・・・わけですが、その前の注意点。
まず転写させたい布小物なども可能な限り平らな状態にしておきます。
例えば、市販のきんちゃく袋なら紐を抜いておく。アイロンの邪魔になりそうなボタンや装飾が付いている場合は取り外しておく、とか。
デコボコや装飾を避けたいがために、ちまちまアイロンを当ててしまう、も失敗の原因です。一気に圧着させるために外せる装飾は取っておきます。
もちろんゴミも取り除きます。糸くずや小さなホコリも圧着の邪魔になります。
それともう一点、アイロンの高温に対応できない素材があります。ナイロンなどの化繊はNGです。洗濯表示タグでアイロン可能か調べておいてください。
3.アイロンは中~高温設定で一気に
ここまで準備できたらセッティングをします。
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下地 → 転写させたいもの → 転写シート → 当て布、ここまでのセッティングが完了したらアイロンが適温になるのを待ちます。
「適温って何度?」
アイロン転写シートに記載されている温度です。150~180℃くらいが平均的かなと思います。家庭用のアイロンなら中~高温の設定です。
スチームは使いません。スチームの設定オフにしておきましょう。
そうこうしているうちにアイロンの温度が上がりました。いざ!
ぐぐぐーーっ!!と体重をかけて10~15秒押し当てます。
できた!(注意:写真のブルマパンツは私が作った新品未使用品です)
最後に、私の失敗談
あらためましてこんにちは、スギサクです。ハンドメイドが趣味の者です。むすめのブルマパンツを作りまして。
ダイソーでむすめが大好きなディズニープリンセスの転写シートを見つけたので、貼ってあげようと試みたんです。
ですが5人中2人を失敗。アリエルとシンデレラが再起不能になってしまいました…(涙)
作品に仕上げた後に転写シートを貼ろうとしたのが失敗でした。ゴムやレースを避けながらちまちまアイロンを当てたんですよね。
そしたらまったく貼り付かず、塗料?油?ノリ?が染み出るのみ…。写真の転写シートが剥がれているのは、私が爪でひっかいたからです。
不良品じゃないのか?貼り付く気があるのかコノヤロー!とカリカリやった痕跡でして。ダイソーさん疑ってごめんなさい。
大本命のラプンツェルだけは殺してはなるまいと、ジャスミンで上記の方法を試したところ大成功したというわけでした。(なんかジャスミンごめんね。私はアラジンが大好きです。)
ハンドメイド作品であれば仕立てる前に貼り付けたほうが良いですね。
以上、大きめサイズのアイロン転写シートを上手に貼るコツでした!
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▼今まで扱っていたのは、小さなネームラベルタイプでした。アイロン台&アイロンの先でちょちょい!と押し当てて接着できていたので、今回も同じようにしたのが失敗の元だったのですね。
▼こちらのステッカーは水に強いです。毎日使っていますが半年ほどたった今も剥がれていません!