こんにちは、スギサクです。洋裁趣味歴3年の者です。
写真は、ここ数ヶ月でお直ししたシャツ3枚です。
洋裁が趣味になって良かったこと、それは「お直しが自分でできるようになったこと」です。
もちろん技術的に無理なことは多いですが、それでも何とかしてみたい、ならんもんかと前向きに行動するようになりました。
趣味になる前は、そういう考えには至らなかったのでね~。
体型に合わない服は勢いで着るっきゃない!(若さゆえ)、そこらへんは成長しました。
というわけで今日は、素人が抑えるべきお直しのコツについて語ってみようと思います。
素人による素人のためのお直しのコツ2つ
ポイント1.計測を怠たらない
身近なお直しといえば「裾直し」ですよね。スカート、パンツ、ワンピース、シャツの裾を、幾分か切って縫い上げる方法。
裾直しのコツひとつめは、補正分を正しく計測すること。
仕上がり線に縫い代を残して、不要な布をカットするわけですが、正しく測っておかないと、理想とかけ離れた丈感になります。
場合によってはミシン目をほどく必要もありますし。
偉そうに言ってますが、こういう下準備を甘く見ていたのは、過去のワタクシです。計測は完全にすっとばしていました。
いつも目分量。「だいたいこんな感じかな~?定規を探すのは面倒くさいから、まいっかぁ〜」で失敗を繰り返してるにもかかわらず、下準備を惜しんでいました。
スカートの裾上げなんて、ほんっっっとうにアバウトで。
余分な布もカットせず、おおよその感覚で縫い代ごとくるくる折りたたんで、チクチクまつり縫いしてました。
当たり前ですがこんなやっつけ仕事では、丈どころか雑な仕上がりで。
結果、着る気が失せてタンスの肥やしとなるのでした。
って経験から言わせてもらう、計測大事!
ポイント2.アイロンがけは丁寧に
お直しをきれいに仕上げるコツふたつめは、縫う前に必ずアイロンがけ。
アイロンがけさえ丁寧にしていれば8割がた成功!これを実感したのも、洋裁が趣味になってからです。
アイロンがけも当然のごとく省略してましたから〜(汗)
今思い返すと私って相当な無精者です。せっかちなんですよね。一刻も早く終わらせたい。
でもアイロンさえ丁寧にかけていれば、ミシン掛けはラクちんなのに。
ミシン針が進みにくい入り組んだ箇所は、手縫いで処理してもキレイに仕上がるんですよね。
ようするに焦りは禁物、敷いてはことを仕損じる、なのですね。
このシャツは、長袖から七分袖にお直ししました。
筒状の袖に、剣ボロを縫い付けるのは厄介でしたが、それでもなんとか形になったのは一重にアイロンがけのおかげだったのでした。(完)
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