こんにちは、スギサクです。小1男子と年中女子を子育て中の者です。
右と左がいまいち分かっていない子供たちの洋服に刺繍をしました。長袖アウターの袖口に、ひらがなで「みぎ・ひだり」。これで完璧にマスターできれば安心なのですが…。
というのもワタクシ「左右盲」でして。
左右盲ってなに?
とっさに右と左の判別ができない人のことを「左右盲」と呼ぶそうです。障がいや病気ではありません。(もしかして私も?気になった方は、左右盲で検索してみてください。自己診断テストや詳しい情報がヒットします)
大人になった今も左右の判別に1~3秒くらいかかってしまいます。瞬間的な判断が苦手なんですね。
自分なりの確認作業(あとで書きます)を行えばわかるので、日常的には問題ありません。ちょいちょい困るのは、視力検査、車の運転、カーナビの指示に従う、タクシーに乗った際の道案内。
耳だけで左右を判別しないといけない(しかも瞬時に!)カーナビなんてもう恐怖&緊張です。
左右盲になる原因は?
左右盲になる原因のほとんどは、教育課程で混乱したまま矯正する機会も与えれないことだそう。うん、私も当てはまります。
右利きの私の場合、両親から教わったのは一番メジャーな「お箸持つほうが右、お茶碗持つほうが左。分かったね?以上!」でした。これがいまいちピンとこなくて。
ピンとこなかった理由はおそらく、右と左の概念がない幼少期に教えられたからだと思います。みぎ?へ?ひだり?へ?…という感じでした。
左右盲の人はどうやって左右を判別するの?
そんなワタクシの左右判別方法はと言いますと。
幼少期からピアノを習っていたので「親指からドレミを弾きはじめるのが右、小指から弾きはじめるのが左」という独特の覚え方をしていました。ピアノの先生が「右手、左手」という言葉をよく使っていたので、分かりやすかったんでしょうね。
小学校の時なんかは先生の「右向け右!」の号令は「ドレミ」で左右を確認してからなので、みんなより反応が遅かったです(笑)。旗揚げ体操なんてムリ、つねに前の人をカンニングしてました。
というわけで、子どもたちの左右教育大問題に対しては過敏かもしれません。学校生活ではマスターしていることが前提で話が進みますから、瞬時に判断できなければついていけなくなります。小1なら、左から数えて何番目とか、時計は右回りとか。
であるからしますので子どもたちが完璧にマスターするまでしつこく教えたい、教えなければの気持ちが強いでござるのです。
子どもたちに右と左を教える方法、左右盲の母の場合
普段から、右、左で指示することを心がけていますが、すこしでも反応が遅いと私と同じだ…と心配になってしまいます。
左右盲の大半が「教育課程で混乱したまま、矯正する機会が与えれない」だったら、せめて家庭教育の中だけでも矯正する機会を。
そういう経緯でのアイデアが、袖口に刺繍なのです。
袖口に「みぎ・ひだり」の刺繍をされた子供たちの反応は?
普通タイプの夫からすると「そんな刺繍恥ずかしいやん!右と左くらい分るよな?」
私からすると「瞬時に判断できないほうが困る。今恥ずかしい思いをしても普通になったほうがいい。」
肝心かなめの子どもたちの反応はといいますと。
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2人「おかあさんのおかげで右と左が分かるようになった~♪」よし!夫に勝った!(ガッツポーズ)
とはいえ瞬時の判断はまだまだ鈍いよう気が…。これに関しては超心配性なので、母の模索は続くよどこまでも~。
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