こんにちは、刺繍初心者のスギサクです。「刺し子」を覚えようと、本を一冊買いました。
暮しの手帖社から出ている「嫁入り道具の花ふきん教室」という本です。
この図案が美しすぎて見入ってしまいます。なんというか、清楚で気品のある美しさです。
こんな綺麗なふきん、もったいなくて使えないぞ。世界中に見せびらかせたい。リュックのファスナーにカラビナで付けてはためかせたい!って思うほど。
丁寧な下準備がたいせつな、手作り花ふきん
昨日から作り始めたのですが、これって下準備をすごーーく丁寧に行わなければいけないのですね。
布を整えることだけに2時間くらいかかってしまいました。
というのも本来ならば花ふきんは、「木綿のさらし」を使うんだそうですが、私は不用品のリネン生地を使ったんです。
目地を整えて、お手本と同じサイズにカットして、足りない生地をつなぎ合わせたり… っていう作業に1時間以上費やしたと思います。これをショートカットできたら、もうすこし早かった。
やっとこさの思いで下地を整えたら、1㎝の方眼線を引いて、それから図案を描くという。
ふきんにここまで手間をかける贅沢さに驚かされました。
下準備が終われば、ひたすら無心でなみ縫いする
「下地をきちんと整えることができたら、半分は完成したようなもの」と書かれていましたが、本当にその通りでした。
あとは図案通り、コツコツ縫い進めるだけ。私が刺しているのは初心者におすすめという「紗綾型・さやがた」模様です。
白紙の布に、すこしづつ模様が出現して、薄い布に厚みがでて頑丈になるのがたのしい。
著者の近藤陽絽子(こんどうひろこ)さんが考案した図案は、なん数百種にも及ぶそうです。私が購入した本には、そのうちの29種類。制覇できたら新しい世界が見えるかしら。
それにしても、このふきんが台所にある暮らしって贅沢だわあ。
刺繍の関連エントリー
▼同じ作業の繰り返し、クロスステッチも刺し子と似ている気がします。こちらは抜きキャンパスをはじめて使った感想レポートです。
https://sugisaku-s.com/cross-stitch-181015
▼へたっぴで雑な刺繍でも、それなりに見えるおすすめの本です