理屈っぽい私は、こどもの自由すぎる視点がときどき羨ましくなります。
鍵フェチの3歳息子視点では、S字フック系は全て鍵で、鍋のふたとかの平たい円は、車のハンドル。私のメイク道具のパカパカ開くケース類は、携帯電話なんだそうです。
それで、最近のお気に入り携帯(ガラケー)は、アイブロウパウダーケース。
パカパカ開く系のケースとは、こういうやつのことです。
このアイブロウパウダーケース、8ヶ月の娘っ子の手にもピッタリサイズでお気に入りらしく、写真を撮ろうとしたら、貸せ貸せと手が。
パカッと開けると鏡がついているんですけど、どうやらこれもグッドなポイントらしい。
丸っこい手がもうひとつ来た。取り合いするほど魅力があるそうです。
というわけで、中身もないことだし(息子が遊んで投げて、アイブロウパウダーが砕け散った)、これを携帯電話っぽくします。
ところで息子よ、なぜ携帯電話(ガラケー)の存在知っているんだい?
お父さんもお母さんも、あなたが産まれたときからスマホじゃないか。ガラケーなんて見たことないだろ?
と思ったのだけど、そういや、よく面倒を見てくれるお義母さんがガラケーでした。
実家に帰った時、車で連れ回して遊んでくれる私の父もガラケーでした。
30分で完成する子供のおもちゃ、携帯電話(ガラケー)の作り方
要らなくなったメイクケースに、紙をまるめて詰め、
マスキングテープで上からグルグル巻きにして、
布ガムテープを貼って、油性マジックで数字ボタンを描いて、
外観をデコレーションすると、もう完成。
デコレーションは、雑誌の模様部分なんかを切り取って、両面テープで貼り付けただけです。
よほど気に入ったらしく、ずーと開けたり閉めたり。寝るときもご飯のときもパカパカやるもんだから、夫に怒られていました。
本物を持たせる日が怖い…
先輩母さま方、手作りオモチャで満足してくれている今が幸せなんでしょうか。