こんにちは、スギサクです。ボーダー柄のワンピースを仕立てました。定番ど真ん中なアイテムだからこそ妥協したくなくて、自分なりにあれこれ考えた一着です。
着太りしたい40代の服選び「ボーダー柄ワンピ」
- スギサク:46歳、凹凸のないマッチ棒体型、160㎝、45キロ
- 悩み:加齢によるハリ、筋力の衰えで貧相に見える。
- 服選びのテーマ:着太り、快適さ、最小限のワードローブ
ワタクシがボーダー柄ワンピースに求めるものは、体型カバー、着心地の良さ、良い意味でデザインに個性がないこと。この三つの条件を満たす素材をチョイスしました。
貧弱な体型をカバーできる形とは?(型紙のセレクト)
貧弱な体型をカバーしたくて、ドルマンスリーブの型紙を選びました。ドルマンスリーブは、肩から腕まわりにかけて余裕があり、上半身にボリュームが出ます。
トップスでパッと見の印象付けができますよね。ふわっとしているデザインの力を借りて、自分にはない柔らかさを出したいです(笑)
襟元はボートネック。鎖骨が見えると、痩せ型タイプは上半身の薄さが強調されるので、首回りの詰まったUネック、ボートネック、ハイネックが相性良いと思います。
個性のない柄とは?(ボーダー柄のピッチ)
日本人特有のフラットフェイスを生かすために、ボーダー柄のピッチ(縞模様の幅)にこだわりました。
私の場合は、シマシマの幅5、6㎜くらいがちょうどよいと感じます。目指すは「よい意味で普通」ですから、毎日着ても違和感がないくらい私と周囲に溶け込んでほしい(笑)
大胆な太い柄だと、個性が強くて洋服が目立ってしまいます。繊細なボーダーだと、あいまいな色の無地に見えて、顔がぼやけてしまうのです。
着心地のよい素材とは?(生地選び)
この生地は、コットンとテンセル混紡の布帛(織物系の生地)です。ストレッチもなし。
ふわっと軽くて、洋服の重さを感じません。形状記憶的なハリはありますが、柔らかいので着心地もGoodです。よい生地に出会えたと思います。根気強く探した甲斐があります。
ボーダー柄の生地って、天竺系が多いですよね。天竺は柔らかくて着心地が良いけれど、カジュアル度が増します。年齢的にラフさを抑えたくて、布帛系で探したのですが、まあ無い(笑)縦ジマはあるけど、横ジマがない!
この素材に出会えるまで長かったー。なので実は色を妥協してます。ブラック×白を求めていましたが、素材や質感も含めた理想の品って見つからなくて。
で、ネイビー×白になったわけですが結果オーライ、私に馴染んでます。
使用パターン「ラクしてきれいに見える服」作りました
私が使ったパターンは「ドルマンスリーブワンピース・Mサイズ」です。
- アレンジ:裾にスリット
- 使用生地:コットン/テトロン混紡生地
- 用尺:3m
- 難易度:★★☆☆☆
ほぼ書籍どおりに仕立てて一か所だけアレンジ、裾にスリットを入れました。
ボートネックの襟元にすれば、開き処理なしでOK。私はシームポケットも省略したので、パターンのトレースも含め2日で完成させることができました。初心者向けのレシピです。
唯一の注意点は、裁断時の柄合わせですね。縞模様がずれるとダサいので神経使います。
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▼過去に作ったボーダー柄ワンピ。グレー×黒の色合いが似合わなくて最終的にボツにしました。生地の肌触りは好きだったんだけどなーー