ほぼ日手帳のカバーを、縫わずに手作りしました。
家で眠っていた素材や不用品を使って、約0円で仕上げたので自慢させてください。
以下で紹介するのは、ほぼ日手帳のオリジナルに、ほぼピッタリサイズですが、ほかの手帳や文庫本カバーなどにも応用できます。
とにかく何か作りたい!だって楽しいから!ただそれだけの動機で製作しましたです。
のりと両面テープで切ったり貼ったり、小学校の工作気分が味わえます。余暇を持て余しているみなさま、一緒にどうでしょうか。
ほぼ日手帳オリジナルのカバーを手作りしてみよう
土台(ベース)編
私はまず手帳カバーの本体部分、土台(ベース)から作りました。
↓
ほぼ日手帳オリジナル(A6サイズ)と、ほぼピッタリのサイズに厚紙を切り出します。
【表紙】11×15.5cm 2枚 【背】1.5×15.5cm 1枚
今回使った「厚紙」は、100均ダイソーの図画工作売り場で販売されているボード(写真・左↓)です。
このボードは、プリンター用紙の付属品として入っている厚紙(写真・右↑)でも代用できます。100均のボードより分厚くてしっかりしていますから、O円を目指す人はこちらがおすすめです。
厚紙がカットできたら、サイズに間違いがないか手帳をあてて確認します。
大丈夫、ピッタリ。となったら、厚紙を画用紙に貼り付けます。
今回使った赤い画用紙も、100均ダイソーの図画工作用品売り場で販売されているものです。
A6サイズの手帳くらいであれば、A4サイズのプリンター用紙でも間に合うと思うので、徹底的に0円製作を目指す人はチャレンジしてみてください。
厚紙に両面テープを張ります。
両面テープを張っていない中央は、アラビックヤマトのりを塗って。
画用紙に厚紙をペタ。このとき(↑)のように定規を当てておくと、まっすぐに貼れます。
表紙と背表紙の間に、2~3㎜の間隔をとります。
貼り終えたら、画用紙の余分なところをカットします。
カットする幅は3㎝くらいで良いと思いますが、きっちり図るのが面倒な私は、定規の幅でカットしました。
カットできたら、
あらかじめ折り目を付けておきます。
四隅の角を、90度より少し広めにカットして、のりしろを作ります。
アラビックヤマトのりで貼り付け。
表紙と背の間隔部分は、ヘラを当てながら折ると綺麗になります。
貼れました。
もう一度、ほぼ日手帳を当ててみます。
よーし手帳カバーのベース(土台)が完成!
次は、表紙となる布やペーパーを貼り付けます。(表紙に使う布に厚みがあれば、画用紙をはる工程を飛ばしても良かったのだと思うのですが、私が使いたかった生地はとても薄かったので、画用紙を張りました)
画用紙を貼った時と同じように、四隅を角をカットしてのりしろを作り、両面テープで貼り付けたら、
さらに上から、手帳カバーのサイズに切った画用紙を貼ります。(この黒い画用紙も、赤い画用紙と同じ100均ダイソーのものです)
貼り付けは、両面テープ&アラビックヤマトのりを使用。
手帳の差し込み口ポケットの作り方
手帳カバーのベースが完成したら、手帳の差し込み口のポケットを作ります。
↓
私が使ったのはイラストが可愛い雑誌。雑誌の表紙は厚手なので、差し込みポケットに適しています。
カッターで表紙を切り取ります。
裏表紙。差し込みポケットに使うのは、広告の女性の写真ではなくて、
ぺらり、その裏側です。
表と裏、カットできました。
地図のイラスト部分を、差し込みポケットサイズに切り出します。
こんな感じ。左右片方ずつに、のりしろとなる折り目を約1㎝を付けておくと良いです。
がしかし、左右のりしろだけだと手帳が抜け落ちますから、上下のりしろも必要です。
余った画用紙を利用して、上下のりしろを作ります。
幅1㎝+1㎝=2㎝×差し込みポケット横幅の、のりしろを4本。
こんな感じで、両面テープでのりしろをくっつけておきます。もう片方も同じように。
※ちなみに、純正のほぼ日手帳カバーにあるカード収納は使ったことがないので、今回は付けていません。必要だと感じた時に付け加えようと思います。
バタフライストッパー(ペンホルダー)の作り方
ほぼ日手帳のカバーといえば、ペンホルダーが特徴ですよね。バタフライストッパーとかバタフライペンホルダーって呼ばれていますね。
↓
ペンホルダーのサイズに切り取った画用紙を、ハギレで包みます。
こういうこと。
差し込みポケットに、カッターで切り込みを入れて、ペンホルダーを挿入します。
裏側はこんな感じ。
ペンホルダーを差し込んだ裏側は(↑)のように割って両面テープで留め、さらに上から、
ガムテープを貼りました。できるだけ平らにしておかないと、手帳が差し込みにくいと思って。
表から見た感じ。
両方完成。
手帳カバー本体に差し込みポケットを貼り付けて完成
さあさあ、完成間近!
↓
作っておいた手帳カバーの本体に、ペンホルダーが付いた差し込みポケットを、両面テープ(のりしろに両面テープをつけていた)で貼り付けます。
ペタ。付けました。
出来た!
できたー!手帳とペンをセット!
雑誌の中のイラストが自分に似ている気がするので、ちぎってステッカーみたくした!
縫わない手帳カバーを手作りする際に必要な備品
最後に、メイン材料以外の備品を紹介します。
両面テープ 幅10㎜タイプ
両面テープは幅10㎜のモノがおすすめです。理由はのりしろを1㎝で取ることが多いので。100均でもいろんな種類や幅が販売されているので、数種類用意しておいても良いかもです。
のり
今回私は家に常備しているアラビックヤマトのりを使いましたが、紙専用のりもあります。「ペーパーキレイ」は使っている人も多く良さそうなので、今度ためしてみたいと思っています。
ペーパートリマー
切り取り作業は、定規&カッター&ハサミでいけますが「ペーパートリマー」という道具があるとすごーく綺麗に仕上がります。私が使っているのはスコアリングボード付きのトリマーです。工作にはまった人におすすめしておきます。
関連エントリー
▼ほぼ同じ工程で製作した「お薬手帳ケース」もあります。
▼この製作途中に知ってしまった事実です。