手芸のスギサク

オカンアート派です

倉敷帆布の生地サンプルと「シャトル織機」で織られた6、8、11号のキナリ帆布(はんぷ)が届く

倉敷帆布スワッチセット

すこし前倉敷帆布さんという帆布小物を扱うお店で、スワッチセットを注文したんですね。

・ ・ ・

ん?スワッチってなに?どういう意味?

調べてみると、swatch=素材や材質の見本のことでした。

そのスワッチセット(生地サンプル)とやらを注文してみたんです。現在製作中の母子手帳ケースに帆布はいかがかなと思いまして。

倉敷帆布スワッチセット

こちらが我が家に届いた生地サンプル。落ち着いたカラー展開が、大人っぽい母子手帳ケースの完成を想像させてくれます。6号、8号、11号が58色セットで1620円でした。

倉敷帆布さんでは、自社生産した生地のネット通販もされています。サンプルが気に入れば、個人でも気軽に購入できるのです。

この生地は、原糸から最終工程まで一貫生産されているこだわりのひとつが織機で、すでに廃盤となったシャトル織機を使用されているんだそ…

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え?シャトル織機ってなに?どんなの?

専門用語でいちいち躓くハンドメイドど素人な私。またまた調べて、ヒットしたサイトの一つをご紹介。

ヴィンテージ生地を織りなす「シャトル織機」の魅力!VOL.1ヴィンテージ生地を織りなす「シャトル織機」の魅力!VOL.2

実はこちらのブログ(↑)、私のお気に入りBook「テキスタイル用語辞典」のホームページでした。この本にホームページがあったとは。検索ではじめて知りました。

それで、改めてテキスタイル用語辞典を開いてみると、シャトル織機についての記述がちゃーんとありました。

 

 

せっかく家にあるのだから活用しないとね、ふむふむと読み進めて驚愕の事実発覚。

織機」って「おりき」じゃなくて「しょっき」と読むのか…!!!

ワタクシずっと「シャトルおりき」と心の中で読んでいました。

そういや「おりき」で変換したら「折木」やら「織木」としか出てこなかった、バカな変換機能めが…最先端機器であるパソコンに向かって罵っていた私こそがバカだった、「おりき」の場合は「織り機」と送り仮名が付くのね…

学のない自分にほとほと嫌気がさしますが、これを機に知ることができたのがせめてもの救い、外で恥をかかずに済みます。

シャトル織機については他のサイトでも、大きくて綺麗な写真付きで詳しいヒストリーが書かれており、とても勉強になりました。丁寧に「織機(しょっき)」とフリガナをつけてくれているサイトだってあったんですよ。私と同様の呼び違いをする人が多いんですよ。

布を扱う作家さんであれば、シャトルやらシャトルレスやらご存知かと思いますが、興味もたれた方がいらっしゃったら、倉敷帆布さんのスワッチセットがおすすめです。

倉敷帆布スワッチセット

上手な人はこれでパッチワークしたり、小物を作ったりできるかも。

私はスワッチセットと一緒に、キナリ生地を注文しました。

帆布ロール

6号、8号、11号を1メートルずつ、予想以上に大きな筒状で届いてビックリ!重量もあります。

帆布ロール

棒状のものを見るとテンションが上がる男子の図(↑)

母子手帳ケースの試作第4弾は、このシャトル織機で作られた、空気をふくんだような柔らかくふっくらとした風合い、使うほどに味が出る(覚えたて)帆布を使って製作してみます。

 


<続編>

母子手帳ケースの中身の改善アイデアがひらめかず、手が止まった私。改善策をひねり出すため、ブログで中身の公開ダメ出しを行ってみました。 → 手作り母子手帳ケースの中身ダメだし、現状から改善案を考える

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