こんにちは、スギサクです。洋裁趣味歴2年のものです。
昨年、メンズシャツにチャレンジしました。
予定以上に苦戦してしまったので感想をつづっています。
初挑戦の第1作目「レギュラーカラーシャツ」の感想はこちら(↓)
今日は、第2作目「ボタンダウンシャツ」の感想です。
『カジュアルからドレスアップまでのメンズシャツ』の「ボタンダウンシャツ」を作ってみました!
メンズシャツには二度と手を出すまい。
と誓った1作目からの数か月後、再チャレンジすることにしました。
時間の経過はすべてを癒してくれるんですね~。苦しんだ思い出がすっかり消えてしまいました。
どのみち面倒くさい作業をしなきゃいけないんだ、だったら本格的な作り方が知りたい、とすら思えてきました。
『カジュアルからドレスアップまでのメンズシャツ』のレビュー。良い点、残念な点
2作目用に選んだ参考書は、杉本善英さんの『カジュアルからドレスアップまでのメンズシャツ』です。
この本の良いところ。まず写真がぜーんぶ素敵です!
ファッションカタログと同じ感覚で楽しめます。眺めているだけでも良い~すごく良い~~。
そして肝心かなめのシャツのデザインは、どれもおしゃれ!
セレクトショップに並んでいそうなラインナップです。シュッとしてます。(シュッとする、は関西地方限定の表現らしい)
これらが自分で作れるなんてすばらしき!カッコイイ!!自慢できる!!!
なーんて、きらんきらんの夢を見ることができます。
買って眺めるだけで満足度100点!を振り切って120点!!くらいの勢いです。
よっしゃ勢いに乗って製作開始!イエーイ!!
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開始早々、調子に乗りすぎた私の出鼻はくじかれました。
製作第一歩めのパターンを写す作業で、天国から地獄の谷底へドロップキックで突き落されました。
図面が線だらけなんです(号泣)
この本、S、M、L、XL、XXLまでサイズ展開されています。
それも縫い代付き。
いちばん大きなXXLサイズに縫い代が描かれています。(それ以外のサイズはXXLの縫い代を参考に自分で付けてね、というもの)
さらに基本シャツのパターンをわずかに変更するだけで、さまざまなデザインにアレンジできる特典まで付いています。
そのおかげで、どれがどの線なんだか??目当ての線はどこにあるんだ!?!?(大号泣)
パターン写しだけで5日ほどかかった記憶があります。いやになりすぎて製作自体を断念しようと考えたほど。
写し終わった時点の私の元気メーター残量は、1/10でした。
折りふせ縫い始末の本格的なレシピ
ミシン作業に関しては、丁寧な写真解説のおかげでスムーズに進みました・・・
・・・と言いたいところですが、もちろん苦戦しております。
こちらのレシピ、本格的な仕立て方のようで縫い代の指定が細かいんです。
今回はそういうのを求めていたのですが、一工程ごとに本とにらめっこすることになろうとは。くう~~!
5ミリ、6ミリ、7ミリの違いってなんなの??
指定通りに縫えているのか?歪んでるけど大丈夫??合ってる?ねえ合ってるの??
常に不安が付きまとっていました。
だけど、だけどですね、なぜだか頑張れるんです。
難問をひとつクリアできた喜びがあると、積極的に次の工程に進めるんですね。
元気も出てくるんですね。
わたしってやれば出来る子!なんて。
そんなこんなで、第二作目はそこそこ満足できるボタンダウンシャツに仕上げることが出来ました。
内側の始末もぜんぶ折りふせ縫い!
でもやっぱり、めーっっっちゃんこ疲れました。
しばらくメンズシャツは控えよう。
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この8ヶ月後、第三作目に取り掛かるのでした(つづく)
使用パターン&生地の紹介
今回の使用パターンは、著者おすすめの「ボタンダウンシャツ」です。
他にもチャレンジしたい作品がわんさかあるのですが、なんせ図面がアレなもので、再対峙する勇気がでない…
初心者には苦行だ~~(涙)
チャレンジ精神のある方ぜひ!
肩章つきのミリタリーシャツ、ウール素材のシャツ型アウターの作り方などもあります。
使用生地は大好きなお店「APUHOUSE」さんのVINオックスから、ライトオリーブを選びました。
パーソナルカラー・オータムの夫に、とても似合っております。
第一作目のはなしはこちらから(↓)