ここ数日縫い進めていたワンピース。
上半身と下半身をつなぎ合わせれば完成。というところで作業中断を決めました。
ようするに失敗です。
途中、何度も体に当てて鏡で確認してましてね。そのたび首傾げてました。うぅ~~ん、ぱっとしない。
製作過程はイマイチでも、完成したらイケてる!ってことが過去に何度かあったのでね、今回もそれを期待して続けててましたが、ダメでした、失敗です。
洋裁あるある「パッとしない!」原因を突き詰めてみよう
洋裁手順に失敗はないです。むしろ上手に縫えてます。じゃあなんで?
完成させたところで絶対に着ない、が失敗と判断した理由です。
「なんだかパッとしない」ってね、服話ではあるあるですが、洋裁だと時間かけた分、ダメージが大きいです。ああ…数日かけて頑張ったのにって。というわけで振り返り&原因究明を。
そもそも、なぜワンピースに仕立てたんだろう?
大好きなギンガムチェックで何らかのアイテムを作りたい。じゃあ春夏で着られるワンピースでも…
振り返れば、この程度の考えで製作開始していました。動機から無計画です。失敗は当然の結果といえます。
着心地があまり良くない
シャキッとハリのあるブロードを、ロングのワンピースに仕立てたため、歩くたびにややごわつきます。(ミシンで縫い合わせる前に、上下を安全ピンでつなげて試着しました)
【解決策】落ち感のある柔らかい生地であれば、着心地は問題なかったはず。ツルっとしたポリエステルやベルベットなら上品なイメージ。起毛のコットンならカジュアルなワンピースになっていたかな。
生地の特徴が活かされていない
ようするに、生地とデザインの相性が良くなかったんですね。 それと柄の相性も。
細かいギンガムチェックを面積の広いワンピースに仕立てたたことで、遠目だと無地のグレーに見えるんです。
あいまいな色が似合わない(顔がぼやける)ので、自分のテンションも上がらなかったというわけです。
【解決策】生地の特徴を素直に活かして、シャツに仕立てるべきでした。ほか、小物やキッズ服なら可愛いと思う。
目指していた「ミニマルワードローブ」からズレている
一枚でコーディネートが完結するワンピースではなく、重ね着が前提となるデザインなんですよね。
近々の目標である「少数精鋭ワードローブ」からズレてました。
このワンピースを着るには、インナーとなるトップスが必要になるので、アイテムが増える可能性大なのです。
とくに夏は、ワンピースなら一枚で過ごしたいです。私にとって夏の重ね着は無駄と言い切れます。
【解決策】逆に、重ね着で暖かくすごしたい秋冬には向いているので、パターンは再利用したいと思います。
今後は、製作前にワードローブ計画を
必要最低限のアイテムでワードローブを組むとなると、それなりに頭使いますね。 そこで製作の順番を考えてみました。
ボトムス→トップス→ワンピース、この順番だと最短で目標達成できるかなと。
ボトムスを揃える
↓
ボトムスに合うトップスを揃える
↓
トップスと重ね着可能なワンピースをチョイスする
これなら一直線でミニマルワードローブが完成すると仮定しました。寄り道せず実行に移したいと思います。