子どもの服を作っています。これは小3の息子用です。
Tシャツは既製品で、パンツが自作。膝が破れた長ズボンをカットして、ハーフ丈にお直ししました。
▼元の長ズボンはこんな感じ。
子供服を作るメリットを語ってみよう
自作の良いところ、それはもうたくさん挙げることができます。
趣味ができて楽しい。達成感がある。新たな発見がある。秘めたる才能に気づける。既製品への見方が変わる。子どもの趣味や体型と向き合うきっかけになる。ワードローブが整理される。その他多数。
なかでも今わたしが感じている最大のメリットは、お店に出向く手間が省ける、ネット通販であれこれ迷うことなく洋服が手に入ることです。
「時短」とはすこし違うかな。長年続けると時短になることもあると思いますが、手作りもそれなりに時間使います。
お金の節約でもないですね。道具を揃えるための初期投資に、必要な消耗品、素材の仕入れがありますからね~。
既製品の膨大のデザイン、価格、お店などの選択肢から距離を置ける点についてメリットに感じてます。
買い物は大好きでしたが、年々興味が薄まってきました。これって加齢現象らしいぞぉ!
ネット通販でスマホとにらめっこするのも疲れますねえ。シーズンごとの買い足しも疲れる疲れる。
とくに子供服なんて1年でサイズアウトしますからね。お手頃価格でいいものを手に入れたい、下の子にもおさがりできるデザインで… なんて欲張ってますと、あちこち見回らないと気が済まなくなります。
これを自分+子ども2人の合計3人分ってのがストレスなんでしょうね。
独身の頃は自分のことだけ考えていれば良かったからね~。迷う時間さえ楽しかったなあ(笑)
手作りがライフワークとなった今では、買い物の選択肢が手芸屋に絞り込まれたので、ずいぶんラクです。
子どもの体型にあうパターンがひとつ決まってしまえば、季節に合わせて生地を変えればいいだけですからね。着なくなった大人服を再利用できたらなおラッキー。
膝が破れた長ズボンなら、ハーフパンツで二度おいしい。
ハンドメイドのデメリット
とはいえ、自作にはデメリットもあります。
油断していると生地や素材を買いすぎてしまいます。クローゼットが生地だらけ、なんてことも。小さなハギレだって捨てられない。ボタンやらラッピングのリボンやら、後生大事に保管してみたり。
ステキなパターンを見つけたら試したくなります。本屋の洋裁コーナーは誘惑だらけ。トレースしたパターンの保管場所も必要。
四苦八苦しながら完成させた服を子どもが着てくれないこともあります。着心地がわるい!趣味じゃない!とか。これってダサくない?身内から容赦ないツッコみが入ることも。
作業工程が理解できなくて挫折する可能性もあります。道具の扱いにも慣れないといけません。ミシンの調子が悪いときなんかイライラします。
致命的なミスを犯して、素材をパアにすることもあります。これは立ち上がるのに時間かかります。センスのなさに嫌気さすことも多いです。
あ、報われないことだらけかも(笑)これらをひっくるめて楽しいと思えるのが幸せってやつですかね。