こんにちは、スギサクです。刺繍をたしなんでいる者です。
ダイソーで購入した「刺繍用の下地シート」を使ってみました。このシート、水に溶けるシールなんです。
使い方はパッケージの説明通りですが、注意点やコツを含めながらざっくり紹介します。
刺繍図案を写して布にペタッ!と貼るだけ、水に溶ける下地シートの使い方
まずは、下地シートにイラストを描く、または図案を写します。(プリンターで印刷もできるみたいです。)約21㎝四方のシートが一枚だけなので、図案の配置は計画的に。
図案周辺をハサミでカットし、シールをはがして布にペタタ~。
貼れました。この状態のまま刺繍をして、終わったら水につけてシールを溶かします。
以上が一連の作業です。すごく簡単ですが、ちょっと注意とコツが必要なんです。
注意点.シールの台紙で図案が写しにくい
シールを貼り付けてある台紙が、わりと厚手でしっかりしています。トレーシングペーパーのような透け感はありません。
今回私は子どものラクガキを図案にしていますが、机の上では写しずらかったため、光に透かしながらサササーーと水性ペンを走らせました。
(算数ドリルの裏に描かれたゴジラを写すため、光に透かしているところ)
ゆるいラフ画なら問題ないですが、書籍掲載の細かい図案をきっちり写しきるのは難儀しそうだなと感じました。
キレイに貼るコツ、乾いた手で慎重に扱うべし
シールは極薄で繊細です。キレの悪いサランラップより扱いづらいですから、すばやく貼らねばなりません。
シールの角を少しめくって布に仮止めし、台紙をスススと滑らせながら貼ります。
実はこの写真、4作品目です。デリケートさを理解したうえでもなおシワができてしまうほど。貼り付け作業は慎重に、です。
それともう一つの注意点、手は確実に乾いた状態で作業を行いましょう。
手を洗った直後や、汗で湿っていると、指にペトペトとシールがまとわりつきます。手が濡れているともう最悪、シールがどんどん溶けてぶよぶよに。私はこれでひとつ再起不能にしました。
水溶性の素材を濡れた手で扱うなんて言語道断、ごもっともです。油断しちゃったんです。ちょっとくらい大丈夫かな~なんて。
下地シートを使って刺繍した完成品紹介
4歳むすめが描いたウサギ(背中のリボンがポイントで、ネコではないとのこと)
4歳むすめが描いたネコ。足が何本もあるのは駆け足を表現しているのかな。
6歳むすこのワニかと思いきやティラノサウルス。特徴である小さい前足が描かれてますもんね。
さてこのハギレ、なにに使おうかな。コースターにしかならんかな。
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