手芸のスギサク

オカンアート派です

レディースのプルオーバーブラウスから子供用スモックに作り替える方法

子ども用スモック,ブルー,ストライプ,可愛い

こんにちは、スギサクです。断捨離を兼ねたリメイクが趣味の者です。

ストライプ柄の子供用スモックは、昨年の今頃作ったものです。着なくなったレディースのプルオーバーブラウスをリサイズしました。


レディースのブラウスから子供用スモックにリサイズする方法

リメイクスモック,作り方,レシピ,イラスト

リサイズの要領をイラストで説明するとこんな感じです。おもな作業工程は4つ。


1.大人服の上に、作りたいサイズの子供服を重ねる

平置きしたブラウスの上に、作りたいサイズの子供服を、中心と肩で重ね合わせます。チャコペンで子供服のライン(袖口~脇下~裾まで)をひきます。描いたラインに縫い代(1㎝)をプラスしてラインをひきなおしてから、裁断します。


2.前身ごろと後ろ身ごろを中表で縫う

前身ごろと後ろ身ごろを中表に合わせて、縫い代1cmで直線縫いします。袖口~脇下~裾にかけて一気に縫い上げます。直線縫いの後の端の処理は、ジグザグミシンをかけます。


3.袖口と裾を始末する

袖口と裾は、三つ折りにして直線縫いします。わたしは袖口にゴムを通しました。

リメイク,スモック,ブラウス,袖口ゴム

大まかなサイズ計測で縫い合わせているので、袖口や腕周りが大きすぎるかも?っていう心配は、袖口にゴムを通すことで解消されました。(三つ折りの幅に合うゴムでOK。)


4.襟ぐりのバイアステープにゴムを通す

このブラウス、襟元が大きく開いた頭からすっぽりかぶれるデザインでした。レディースサイズのままの開きすぎた襟ぐりには、ゴムを通します。

バイアステープの縫い目を少しリッパーでほどいて、ゴムを通します。通し終わったら、ほどいた縫い目にミシンをかけて閉じます。

リメイク,スモック,襟元ゴム

衿ぐりは、太めのバイアステープ(もしくは細めの見返しってかんじ)で処理されていたので、ゴムを通すには最適な幅だったのでした。


リメイクは失敗前提の軽い気持ちで行うのが吉

文章で読むと、ややこしい気がすると思うのですが、実際に手を動かし始めると意外にカンタン!だとか、新しい発見があったりするんですよね。

リメイクは「失敗前提の軽い気持ち」で始めるのが吉かな?と思っています。本来ならゴミ箱行きの素材。失敗が当たり前、成功したら奇跡、の心構えがあると楽しめるかなーと。

ブラウス→スモックなら、ある程度ゴムでサイズ調整できるので、裁縫初心者にもおすすめです。

園で使うスモックは、だいたいゴム仕様になっていますよね。スモックって基本的に洋服の上から着るもので、大きめの作りなんですよね。(念押し!)サイズオーバー気味でも気にしない。縫製が粗くても気にしない。

リメイク,スモック,ポケット

最後におまけでポケットです。もとのブラウスには袖口にレースが付いていました。この袖口の余った布でポケットを追加。女の子の服らしくなりました。


リメイクの注意点、断捨離したくて始めたリメイクが物を増やす原因に

最後におまけの話です。

このブラウスの元所有者は、わたしの妹でした。捨てる予定でしたがリメイクに勤しんでいる私のために保管してくれていたんだとか。退屈しのぎの素材を収集してくれていたなんて、姉想いの妹…

そしてわたしという人はリメイクに使えそうな素材をみると、必要なくても確保しておきたくなってしまいます。

そうなのです、不要なものをもらってしまったのです。

断捨離の「断」が実行できていません!断捨離したくてはじめたリメイクが、物を増やす原因に!(汗)

不要な物から不要なアイテム(子供用のスモック)まで作っている始末…反省…!!

作ること自体は経験値をあげることにつながるので良いのですが、わざわざ増やさなくていいんですよね。必要なものをコツコツ作って在庫消費させる、が私の目指す道でした。

もらい癖を直さないかぎりいつまでたっても在庫が減らないので、次回からきっぱり断ります。みなさまもご注意ください。


断捨離の関連エントリー

▼親が無計画に買い物をすると、子どもがコーデ下手になってしまった…の反省です。 sugisaku-s.com


▼2、3年かけて徐々に洋服を減らしました。断捨離が成功した夏のワードローブ記録です。 sugisaku-s.com